■Web3メディア「LIGHT HOUSE MEDIA」での記事公開第三弾
LIGHT HOUSE MEDIAでの連載では、2023年10月10日にWonder.3の業務提携が開始したNFTクリエイ ター「Big Hat Monkey」氏による「NFTとコミュニケーションによるマーケティング」をテーマにしたインタビュー記事連載の最終回が公開されました。
第2回「NFTプロジェクト Big Hat Monkeysの誕生ストーリーと、これから。」(後編)
https://light-house-media.xyz/posts/interview_bhm03
ぜひご覧いただけますと幸いです。
本連載企画を通じて、LIGHT HOUSE MEDIAの読者層に対してNFTやWeb3が初心者でもわかりやすい文脈の記事をお届けすることで、Web3を活用したマーケティングに対する理解促進につながるよう努めて参ります。
以下がLIGHT HOUSE MEDIA で連載したインタビュー記事の転載となります。
1. プロジェクト概要とメンバー紹介
インタビュイー Big Hat Monkey氏:
「We are Dreaming Monkeys」をコンセプトにした、NFTコミュニティ「モンキーズ」のファウンダー。2021年10月からNFTコレクション「Big Hat Monkeys」をスタートし、国内の代表的なジェネラティブコレクション「Neo Samurai Monkeys」や「KURENAI」をプロデュース。現在は約1万人のNFTコミュニティを運営。
さらに2023年通信会社と音楽NFTのプラットフォームの開発協力や、Utilityトークンを活用したFusionシステムなど、国内最前線でNFTの可能性にチャレンジし続けている
インタビュワー Wonder.3 SUZUKI AI
2023年1月13日に発足した株式会社新東通信・共同ピーアール株式会社・株式会社VAZの3社で構成されるWeb3マーケティングエージェントユニットの事務局担当。Wonder.3は、「Wonderな社会を創造するおもろいことを、もっと世の中へ。」をビジョンに、テクノロジーの発展による時代の変革期における生活者の「熱量」と「つながり」を中心としたコミュニケーションを軸に、Web3を活用した次世代マーケティングの推進による新しい価値創造と社会の課題解決に取り組んでいる。
2. コミュニティ運営と、NFTクリエイターとして心がけていること
W3: Big Hat Monkeyさんは、「モンキーズ」という約1万人のコミュニティを運営していますが、コミュニティメンバーの交流で、特に印象に残ったことや学んだことはどんなことですか?
BHM: 実は2023年の5月に全国オフ会ツアーを開催しました。平均20人ぐらい、合計8か所で合計150人程度が参加してくれました。
その中でも遠い場所のオフ会、しかも三か所も同じ方が来てくれたりもしました。リアルな場でFace to Faceで話をする中でコミュニティの繋がりや、コミュニティメンバー同士の繋がりがリアルな場所でぐっと強まったのを感じましたね。
個人的に面白いなと思ったのが、オフ会に集まった方々の特徴として、なんとなく性格も穏やかで、僕に似ているような雰囲気を持っていたのです。
共感するNFTを持っているホルダーが集まるコミュニティって、人柄の雰囲気も似るんだなと実感できたのも良い経験でした。
W3: NFT自体はデジタルを活用したコレクションですが、所有者同士がリアルな場で繋がれる環境を創るというのもコミュニティ運営をする上で大事なポイントですね。
BHM:はい、特にNFTホルダーさんがいつまでも「長くワクワクしてくれる」仕掛けや環境を作っていくということは、コミュニティ運営をする上でとても重要なだと思っています。
W3:これまでの経験で、クリエイターとしての成功の秘訣は何だと思いますか?
BHM: そうですね、特に僕の場合「タイミングと運」が良かったことが大きな要因かなと思っています。
早くからチャレンジしてNFTプロジェクトをスタートしたこと、ジェネラティブアートにも挑戦したことが大きかった。また、サポートしてくれる仲間やコミュニティの存在も非常に重要だなと思っています。
3. Big Hat Monkeyが考えるNFTのこれからと、チャレンジについて
W3: 確かに業界全体を盛り上げていくには、信頼できる方々の思いやポジティブなうねりが重要ですね。
例えばですが、もっと多くの方がNFTアートの所持や、NFTを活用したサービスなどを利用してもらうためには、どのような課題をクリアする必要があると思いますか。
BHM: 特に課題と言われているのが、ブロックチェーン上に刻まれたNFTアートや情報を管理するデジタル上のお財布いわゆる「ウォレット」を、ユーザーが理解し、どのように管理するかという難しさだと思います。
しかし、このウォレットを作成しないと、NFT自体を保有することができません。
最近は、QRコードだけでNFTを取得できるサービスなどが増えてきました。
僕は、まず多くの人にNFTという言葉を知ってもらい、実際に触れてもらうことが大切だと考えています。あと、企業が大きなキャンペーンでNFTを活用することで、NFTの認知度がもっと上がることを期待しています。
W3: なるほど、「NFT」というワード自体も世の中に浸透させていくための取り組みが必要ということですね。一方、Wonder.3では逆に「あえてNFT」というワードを使わずに、デジタルが得意ではない生活者が、知らず知らずに利用していたというようなシームレスなコミュニケーションも取り入れていけたらと思っています。
ところで、Big Hat Monkeyさんは、NFTプロジェクト以外にも「音楽」とNFTを掛け合わせたサービス領域でもチャレンジされていますが、このプラットフォームサービスについて教えてください。
BHM: はい、僕がプロデューサーとして開発協力しているのが、「Sound Desert」という通信会社が立ち上げた音楽NFTプラットフォームなのですが、実はリリースの半年以上前からこのプラットフォームに関して声をかけていただいていました。
僕が早い段階から音楽NFTをチャレンジしてリリースしていたこと、そして国内での実績があったこと、既に「モンキーズ」のコミュニティが活発化していたことも、お声がけいただいた大きな要因の一つかなと思っています。
実は、「Sound Desert」の音楽のクリエイターを支援する理念と私たちのコミュニティ「モンキーズ」の理念も合ってたんです。
W3: それは興味深いですね。「Sound Desert」は、具体的にはどのようなサービスを提供しているのですか?
BHM: 「Sound Desert」は音楽NFTをリリースするプラットフォームです。NFTは数量限定で、所有権が確定されるため、特定の人たちだけがそのNFTを持つことができます。例えば、有名なメジャーアーティストが限定100人向けの音楽をリリースするというようなことも可能です。
W3: それはファンにとっても魅力的ですね。この音楽プラットフォームの特徴や目指す方向性について教えてください。
BHM: まず、クリエイターへの収益が中心となる仕組みを作っています。例えば、音楽が売れた場合、その大半がクリエイターに入り、残り分がシステム費や運営サポート費として使用されます。僕のこれからのチャレンジは音楽NFTの文化をもっと多くの人に認知してもらえるような仕掛け作りです。
W3: それは素晴らしいビジョンですね。今後の展開や取り組みについては?
BHM: やりたいことはたくさんありますが、当面の目標としては、開発協力をしている「Sound Desert」に関わってくれているアーティストが武道館でライブを行うことを目指しています。
また、Big Hat MonkeysのIPをもっと世の中に広げていくことも大きな目標です。
実際、2023年8月に開催した「阿蘇ロックフェス」とコラボした際に阿蘇ロックのオフィシャルグッズの看板にモンキーズコラボTシャツが大きく掲示されたこともあり、グッズが即売するという経験もしました。
このような取り組みを通して、デジタルのNFTだけでなく、IPとして可能性を広げていくことが非常に重要だと感じています。
W3: NFTはデジタルデータですが、そこに手に触れられるグッズやモノとしての所有感を満たせれば、キャラクターやそのプロジェクトに接する時間も思い入れも高くなりますよね。
BHM: 確かに、僕たちもデジタルのNFTも展開しつつ、キャラクターに関連したグッズを出しています。例えば、このブルーのベイビーモンキーのぬいぐるみは限定で配布したものですが、基本カラーのぬいぐるみは販売しています。
SNSで何を発信するか悩んでいるような方が、ベイビーモンキーぬいぐるみの写真を撮ってSNSにアップしていただくことも多く、それをみてBig Hat Monkeysのキャラクターを知っていただく方も増えたりしています。
だから、Big Hat Monkeysは、子どもにも愛されるキャラクターになりたいんです。
W3: それは面白いですね。特に、キャラクターが子供たちに人気が出れば、親世代の認知も広がりますし、そして、企業とのコラボや、フィジカルグッズのキャンペーンなども考えられますね。
BHM: はい!こんな風にデジタルやNFTから誕生したキャラクターが、幅広い年代や産業に支持されるようにこれからも様々な活動に取り組んでいきたいと思っています。
4. まとめと、Wonder.3新サービス「NFTキャラコラボパックのご紹介」
Big Hat Monkey氏の先見の明とクリエイティブなアプローチによって生まれた「Big Hat Monkeys」のNFTプロジェクト。Big Hat Monkeyさんの過去のお取り組みから未来への思いを3回の連載形式でご紹介しました。
Wonder.3が提供する「NFTキャラコラボパック」は、「キャラクターのチカラをマーケティング」に活用する企業および官公庁向けのプロモーションサービスです。Big Hat Monkey氏がプロデュースするキャラクターを第一弾提携キャラクターとしてサービスを提供しています。
・新しいユーザーとの接点が欲しい!
・熱狂的ロイヤルカスタマーを育成したい
・Z世代マーケティングを取り入れたい
というニーズに向けて、『デジタルとモノ』を掛け合わせて生まれる新しいマーケティングをご支援いたします。
詳しくは、下記のサービスホームページをご覧ください。
取材・執筆・撮影:Wonder.3 AI
<公式リンク>
NFTキャラコラボパックサービスHP:https://www.wonder-3.com/nftchara-collabo-pack
Wonder.3ウェブサイト:https://www.wonder-3.com/
Big Hat Monkey X : https://twitter.com/BigHatMonkeys