次世代マーケティングエージェントユニット「Wonder.3」がお届けする対談企画。
「Wonder.3」が推進するAIアバターソリューション「AIタレントコンシェルジュ」。
最先端のAIアバターソリューションの開発・提供において戦略的な事業連携を開始したAIdeaLabとの提携のもと、その第1弾ローンチとなる「AI CHIHARU」のモデルを務めた武藤千春さんを迎え、新東通信統合ビジネスソリューション本部(以下、IBS本部) 本部長の備前島拓人が、AIタレントの可能性と未来について語り合います。
■対談メンバー紹介
インタビュイー :武藤 千春 (ラジオ DJ、イベントMC、小諸市ウェルビーイング制作推進プロデューサー、AI コンシェルジュ CHIHARU モデル)

インタビュワー:備前島 拓人 (株式会社新東通信 東京本社 IBS本部 本部長、Wonder.3 BIZEN ニキ)

備前島拓人(以降備前島): 本日は、AI タレントコンシェルジュの「AI CHIHARU」のモデルとなりました武藤千春さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。さっそくですが、今回のβ版の映像をご覧になった時の感想をいかがですか。
武藤千春(以降武藤): もう完成度の高さに驚きました。本人が見ても、ほとんど違和感がないというか、8割以上は「これ私喋ったんじゃない?」と思うぐらい、すごく近いなと感じてびっくりしました。

備前島: ありがとうございます。(笑)
実は、このβ版はもっと手を入れることができたんです。ちょっと違和感のある音程だったり、AIなので直せるのですが、直してしまうとリリースを見る皆さんがこの動画を見たときに、AIを活用している実感が湧かないかなと思い、逆にリリースに載せるならβ版の方がいいよねという話になって、わざと違和感を残しているという経緯がありました。
武藤: しかも、撮影してから割とすぐでしたよね。この短期間でこんなに仕上がってしまうんだ、しかもこれまだβ版なんだ、ということに驚きました。
備前島: 武藤さんに収録時のこと思い出して欲しいんですけども、リリースに出ているAI CHIHARUが喋っていることを、収録時に武藤さんは喋ったんじゃなかったですよね。
武藤: 収録時は用意された文章をひたすら読んだりとか自己紹介とかしました。でも、このβ版で喋ってる内容は一切喋ってないですね。
備前島: そうですよね。AIというものは、日本語のアルゴリズムだったりとか日本語のイロハを一度入れてしまえば、あとは台本の通りに読むことを支持することでこういうものが生成されるってことはとても驚きですよね。
武藤: ここまで来たのかっていうことを感じました。なかなか今まで、ここまで身近に体験をする機会は自分の中ではなかったので、本当にすごいなと思いました。
備前島: その機会、というところについて、武藤さんに一番最初にお願いした経緯が実はありまして。僕は、元E-girlsとしての武藤さんも知っていましたが、どちらかというとラジオのナビゲーターとしてのご活躍を存じ上げていましたし、番組が大好きでした。話すこと、それから話し方がとても大事な人を選びたいと思って、今回お願いした形になります。以前はダンス&ボーカルグループで活動されていましたが、ナビゲーターをやるにあたっては、やっぱり喋り話すってことはすごく好きだったってことですかね。

武藤: 最初はあまり得意ではなくて、「なるべく喋りたくない」っていう風にデビューした当時は思ってました。(笑)ただ、現場を踏ませていただく中で、自分の中で『どうやったらよりよく伝わるかな』とか、『どうやったら自分たちの思いがちゃんと100%届くかな』っていうのは、歌の中での歌詞だけじゃなくて、例えばライブのMCとかも1曲として捉えて丁寧にやる必要があるなっていうのは活動の中ですごく感じて、話すことは大事だなっていうのを感じた時に、よりそこを頑張りたくなったっていうのが、ラジオのパーソナリティを目指した流れでした。
アナウンサーさんのように丁寧に日本語を勉強してきたわけじゃないので、未熟かもと思う部分もあるんですけど、でもやっぱり人前で歌ったり喋ってきた経験があるので、そういう部分も生かしながら、ライブに強い話し方、求められるような喋り方になりたいなというのは意識して、日本語とか喋り方も頑張って勉強してます。
備前島: 武藤さんはご自分が出ている番組、いわゆる放送されたものを聞き直すことはあるんですか。
武藤: 結構聞き直します。喋るスピードとか、喋り方とか。ちょっとここ読みすぎてるなみたいなところとか。どれだけ自然に馴染みやすく、でもしっかり情報と言葉が届くかっていうバランスは、自分にとっての正解っていうのを常にちゃんと聞き直して、チェックするようにはしてます。

備前島: 素晴らしいですね。聞き直して改善するという点でAIでも同じように行うとても大切な作業になります。今回のβ版をみて分かっていただけると思いますが、武藤さんが台本を読んだわけでもないのに、武藤さんの声色で台本通りに話すという時代になりました。人が聞き直して反省し次に活かすということを、AIの方では「もう少し早めて」だとか「商品を強めに言ってみて」といったプロンプトで、これから自動に生成できてしまうということになっています。
武藤: だからある種 AI が進化しすぎて、自分の成長スピードをそこに追いつかないといけないです。「AI CHIHARUの方が上手じゃん」みたいになっちゃうと、本人も頑張んないと。(笑)

備前島: 確かに、そういう意味ではAIは脅威かもしれませんね。(笑)
ですが、ラジオのいいところって、ちょっと噛んだりだとかゲストと一緒に喋ってる時のトークのちょっと予想しえないところで笑いが出たりだとか、そういうところじゃないですか。AIにはそこはまだ未知数な部分があるので、人とAIの共存、いわゆる話すってことであれば、まだまだこれから並行して続いていくんだろうなと思いますよね。
■生成AIと生活者の接点
備前島: 生成AIかどうかは別として、我々は普段から自動音声に聞き慣れています。エレベーターとか、電車に乗っている時の『2階に止まります』とか、そういうのはほとんど自動音声でやっていますよね。「AI CHIHARU」がローンチされていいなと思うのは、その音声が実際のタレントさん、それからナビゲーターさんの声でそれが生成されるとなんとなく親近感が湧くっていう感じになると思いますが、その辺りの所感はいかがですか。
武藤: 最近、家電を新しくしたりすると、中の家電みんな喋るんです。お風呂は喋りますし、洗濯機も「あと何分で乾燥が終わります」とか教えてくれるんですよ。一番私が家の中で好きな家電が空気清浄機なんですけど、電気を暗くしたりすると、「ふう、暗くなりました。今日もお疲れ様」とか、「空気が綺麗になりました。やったー!」とか言ってくれるんです。それを聞くと、1人で家にいても未だにくすっと笑っちゃいます。(笑)

備前島: そこで1つのコミュニケーション成り立ってるってことですよね!
武藤: はい、なんかああいうのはいいなと思います。
備前島: それが今、自動音声で成り立っていますが、それが自分が好きなアーティストとか、好きなアニメの声優さんだとか、もう少しエンタメに近い方の声になると、もしかしたらまた生活豊かになる可能性ありますよね。
僕が武藤さんのラジオが好きなのは、声質も大きな要素だと思うんです。なんとなく人って生活シーンの中で、例えば朝電車乗ってる時に聞く曲と、一仕事終わってゆっくり帰る時に聞きたい曲とか、あとはドライブをして海に行く時に聞きたい曲とかって、やっぱりそのシーンによって趣向が変わりますよね。おそらく人々は、これから生活のシーンの中で、今は自動音声であるものが、自分のお気に入りのAIで生成できるお気に入りっぽい声で出てくるような気がします。
武藤: いいですね。より落ち着く空間になりますよね。
■モビリティ空間でのAI
備前島: 実は車の世界もこれから大きく変わろうとしていて、分かりやすく言うと自動運転ですね。各社メーカーさんが、おそらく早い段階でそれが3割になって5割になってバスが変わって。そういう時にこれから、自動車メーカーさん、それからモビリティの会社さんが求めるのが、車内の安全は当たり前なんですが、ホスピタリティの部分になっていくと思うんです。
運転しなくなるわけですから、エンターテイメントを楽しむ。そうするとそこにまた声っていうのが出てくるわけですよね。AI CHIHARUをどこよりも先に発信していくことによって、AI CHIHARUの声でいろんなモビリティの中でのビジネスマネタイズもできるような気がするというところも実は感じているところです。

武藤: 確かに観光バスとか乗るとたまにすごい面白い案内の方がいるじゃないですか。なんかああいうのがいろんな要所要所で、1人で車に乗ってても聞けたりすると面白いですしね。今聞いて思ったのは、例えば長野県に入ったらこの人の声が聞こえてとか、群馬県に入ったらこの人の声が聞こえてとかなんかそういうのも、何年後かわからないですけど、そうなると本当にエンタメ空間によりなりますよね。
備前島: なりますね。移動空間でのモビリティのホスピタリティを上げるための生成AIの使い方は、ますますなんか魅力的になりそうだなって感じますし、AIタレントコンシェルジュのシステムでうまく盛り上げられそうだなと思いますね。
■農業とAI
備前島: 最近、農作物をご自分で育てているという農業も楽しくやってらっしゃいますか。
武藤: 楽しくやってます。小諸は今日も朝は6度ぐらいで、来週は0度になるって予報が出てるんですけど、冬はもう寒すぎて小諸は露地栽培ができないので、まもなく冬支度というか、もうほとんど今期は終わりって感じになりそうですね。
備前島: 今年は暑かったりだとか天候が予測できない状況でした。いつ種を入れて収穫できるのかが、10年前の気候と変わってきています。AIでそれを計算しながら賢く生産活動をする、という流れもあるのではないでしょうか。
武藤: それは、みんな欲しがってると思います。10年前どころか、去年と今年も違うぐらいの変化スピードをみんな感じてるので。雨が少なくてお野菜の農家さんなんか本当に大変ですし、夏は人間もきついので、真夜中ヘッドライトつけて作業するしかないみたいなことになっちゃって。
そういう技術っていうのは入れた方がいいなと思いつつ、でも、現場行ってみるとご高齢の方が多かったりするので、そういうものとはほど遠い生活してる人たちがほとんどです。だから、若い世代がコミュニケーションしながら、「意外とチャッピー(Chat-GPT)簡単だよ」と声がけしてあげられたらいいなと思います。

■今後の活動のまとめ
備前島: 今後もずっとこのまま2拠点が柱になってきそうですか。
武藤: そうですね、今のところはそうなってきそうな気がします。
備前島: あと、ラジオナビゲーター、MCといった話す仕事もどんどんどんどん広がってくと思ってもいいんですかね。
武藤: そうですね。自分のペースでやっていきつつ、あとは自分のライフステージが変わったらきっと発信できることも変わっていくと思います。結婚したり、子供が生まれたりすると喋る幅が広がったり、自分の暮らしに紐づいた話がちゃんとできるような、そういう広がりは作りたいなと思いました。
備前島: 武藤さんが今おっしゃってたような、自分がやりたいことをしながらライフスタイルを確立していくということをちゃんと発信していると、若い世代はますます心強いなと思いました。
改めて、今回はAIタレントコンシェルジュのファーストアタックとして、武藤千春さんをIPのコンテンツとして起用させていただきました。AI CHIHARUの声でいろんなサービスや商品を伝えることを、我々はとても楽しみにしています。内々で得意先に見せているところ、驚きを感じていただけいますので、これを通じてリアルな武藤千春さんのところでも連携するような形も我々うまくプランニングしようと思ってます。
武藤: 私自身も、こうしたプロジェクトに声で携さわれることがすごく嬉しく思います。技術は本当にどんどんどんどん進化していくんでしょうけど、やっぱりその先にいるクライアントさんからの「こんなことしたいんだけど」「あんなことできる?」というアイデアが加わることで、より面白い化学反応が生まれると思うので、そういう未来を一緒に追いかけられること、楽しく思います。是非今後もよろしくお願いします。
備前島: ありがとうございます。本日はお忙しい中ありがとうございました。

■株式会社AIdeaLabについて
株式会社AIdeaLabは画期的なプロダクトで世界中の人々を驚かせ、感動を提供することをビジョンとしています。私たちは、クリエイティビティとユーモアを大切にしながら、革新的な技術を駆使してプロダクトを開発していきます。創業当初から、私たちはグローバルマーケットを視野に入れたプロダクト開発を行ってきました。私たちは、革新的な技術を通じて、今までにない驚きと喜びを創出し、国内だけでなく、世界中の人々に新しい体験を届けることを目指しています。
代表者:代表取締役 冨平 準喜
所在地:東京都千代田区霞が関三丁目2番5号霞が関ビルディング 13F
事業概要 :自社サービスの開発、販売、運用、AIコンサルティング事業、プロダクト開発、プロダクト提供
会社HP:https://aidealab.com/

<開発事例>
◇AIひろゆき
日本初の人間をAIでアバター化しリアルタイム配信した事例として、ひろゆき氏の口調や話し方を再現したAIアバターが、視聴者から寄せられたコメントに回答するYouTube Live配信を実施しました。
https://www.youtube.com/@AI_Hiroyuki
◇AI克也80’s
テレビ番組で、40年前の小林克也さんのAIアバターとご本人が共演するという、時を超えた対談が実現しました。過去資料をもとに再現されたAIアバターを活用したこの放送は、アーカイブ映像の活用や、レジェンドの再登場演出、新たなファン層の創出にもつながる革新的な取り組みとして評価されています。
既存の「AIタレントコンシェルジュ」を提供するだけでなく、お客様の具体的な要件に合わせてオーダーメイドでの「AIタレントコンシェルジュ」の開発にも柔軟に対応することが可能です。
※タレントの起用についてはタレント所属事務所との調整が必要となります。
Wonder.3ウェブサイト:https://www.wonder-3.com/